HONEY SOURCE

ゆらゆら、浮くまま

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浮かぶ時計

だけども君はそれを黙認していたというのに何をいまさら言っているんだと憤ってみればますます眉を吊り上げて大声で言う。そんなことは無い黙認などしていないほんとうに知らなかったんだ。全く、まだそういうことを言うのか。君はそれでも卵であるのか。白く残った一本線をなぞってみれば彼女の面影が見える。そのうち巻き込まれしまう。美的感覚は垂直に、君は覚えていないだろうがあの日真っ暗闇に浮かんだ赤は素敵だったろう? そうして押してみれば下へ下へ沈んでいく。左右ではなく上下の移動。不可能に近いことをやってのける君の右手を切り落としたい。左手は残してあげるから目は潰されずに済むでしょう、知っている。結局はどこへもいけないということをいつもあとから思い出す。縛り付けられていたとしてもそれは本望。きっとそれは潜在意識というもので拭い切れないはず。ほとんど麻薬のように甘く、そして呪いのようだ。こんなものを望んではいなかった、否、望んでいない。君は、きみは、どうして離れようとしない。その真っ暗闇からどうして出てこようとしないのだ。私は君をそれらから守ることはできなかった。不甲斐ない私を、これでも愛してくれますか? 憮然とした儀式に中指を突っ込んでみたらどこかへ行けるのかもしれないね。その前に中指が無い。そのことを彼女は覚えていない。なぜなら彼女の脳はスポンジでできているから。蜜を吸いだしてあげようね、愛情と憎悪を全く同量に持ち合わせて、耳から吸い出してあげる。
すらすら : comments(0) : - : シュウ :

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